細い山道の両側には
鬱蒼とした森が広がり
きれいで小さな川が流れている
ある場所を境に
気温がふっと下がり
6月も後半だというのに
鶯の声が聞こえる
kokuの工房は
そんな場所にある
職人としての
技術と根気とプライドから
緻密に計算された
滑らかで薄く繊細な器が生まれる
それは
一見クールにも見えるが
柔和な瞳を
思い起こさせるような
ゆるやかな曲線が
ほんの少しだけ
柔らかさを加えている
このバランスが絶妙で
どこまでも
気持ちがいい
静かな場所で生まれる器は
今日のように
しとしとと
静かな雨の食卓に
よく似合う
憂鬱だった気持ちを
少しだけ
優しいものに変えてくれる気がする
E
佐賀市大財4-1-59
11:00-18:00 水曜定休
P 2台
0 件のコメント :
コメントを投稿